残業代を請求のあれこれ

未払い残業代は2年以内に請求しないと消えてしまう

未払い残業代は、支払期日から2年を過ぎてしまうと、時効により消滅してしまうため、せっかくの残業代がゼロになってしまいます。

したがって、未払い残業代がある場合は、本来ならその残業代が支払われるはずだった日から2年以内に、裁判などの法的手段により請求を開始する必要があります。
なお、時効により権利が消滅してしまうのは、残業代だけでなく基本給や交通費などの手当も含まれるため、未払いの給料や手当も同じように、2年以内に請求しなくてはなりません。

また、時効を一時的に中断させる方法として、催告という制度があります。
催告は、内容証明付き郵便など記録が残る方法で未払い残業代を支払うように請求することをいいます。
催告をすることにより、時効を最大で6ヶ月間まで中断することができるため、未払い残業代があと少しの期間で消滅してしまうというときに、裁判を行うための時間的余裕を作るための手段として有効です。

催告をして、使用者が支払ってくれれば問題は解決しますが、大抵の場合は裁判による請求までもつれることになります。
時効による未払い残業代の消滅を防ぐために力を貸してくれるのが、弁護士や司法書士、そして社会保険労務士などの専門家たちです。
困っている人のために、初回の相談を無料で対応してくる事務所もあるので、問い合わせてみるとよいでしょう。
また、各都道府県の弁護士会や司法書士会などの団体が、月に1回無料で相談にのるなどの市民サービスを行っていることもあります。

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